「習い事と勉強を両立させる方法はあるかしら?」
「今日はピアノ、明日は水泳」など、毎日のように習い事をしている子供は多いですよね。
学校の勉強は大切ですが、習い事も上達してほしいというのが親の願いではないでしょうか。
学校が終わったら習い事に向かい、習い事から帰ってくると、宿題やテスト勉強で子供は大忙し。
一方で、「習い事に夢中になって学校の勉強がおろそかになっていないか」と心配する親御さんもいますよね。
そこで今回は習い事と勉強を両立させる方法をご紹介しますね。
習い事と勉強を両立させる方法:子供がやれること

習い事と勉強を両立させるのは、親だけでの責任ではありません。
子供でもできることはあるはずですね。
それではまず「子供がやれる」両立の方法をご紹介します。
両立させる方法①:時間を決めて勉強をする
学校や習い事から帰ってきたら「時間を決めて勉強を始める」という習慣化が両立のポイントの1つです。
「勉強が習い事から帰って、適当な時間に後からやればよい」という考えだと、いつまでたっても終わりませんよね。
習い事に行く前に「これだけは終わらせよう」と決めておくのも良いでしょう。
勉強をやってから習い事に行けば「帰宅した時に勉強の量が少ない」ので、子供の負担が軽くなります。
両立させる方法②:勉強を少しずつ進めておく
前もって出された宿題であれば、少しずつ進めておくことでと習い事との両立をはかれます。
また、子供の負担も少なくなることでしょう。
テスト勉強も同じで毎日、コツコツ2~3ページで良いので、量を増やさない程度に勉強するのも習い事との両立をしやすいでしょう。
宿題として出された勉強も数ページ程度なら負担になりませんし、宿題が終わった後も勉強ができますね。
勉強を少しずつでも進めておくことで、習い事との両立をはかれるはずですよ。
両立させる方法③:休息してから勉強する
もし、習い事から帰ってから勉強をするならば休息を取ることで、子供の体調を整えてあげましょう。
習い事で疲れた状態では集中力が低下して勉強をやる気が起きませんよね。
体が疲れる習い事をされているならば、30分くらい寝てから勉強に取り組みとよいかもしれませんね。
あまり寝すぎると夜の睡眠に影響するので、30分程度を目安がおすすめ。
習い事で疲れた体が、ひと眠りすることでリフレッシュできるので、勉強も捗りやすくなることでしょう。
両立させる方法④:目標を設定する
勉強しかり、習い事しかり、目標を設定することでメリハリが両立をさせる一助となるでしょう。
勉強ならば「今日はここまでやる」と小さな目標を立てるのも効果的ですよ。
習い事も「今日はこれをがんばる」と前に進んでいる姿を褒めるといいでしょうね。
勉強も習い事も、目標があればやる気が出てくるので両立しやすいでしょう。
目標を決める時は、できる範囲で設定する方が長続きしますよ。
少し背伸びするくらいの目標、そして勉強も習い事もやれる範囲でやることがポイントです。
オーバーワークは子供も大人と一緒で疲れてしまいますからね。
両立させる方法⑤:隙間時間を活用する
習い事に夢中になるお子様の場合、隙間時間で勉強をさせることが両立をさせるちょっとしたコツです。
習い事を思う存分に楽しんでもらうためにも、スキマ時間を利用して宿題や勉強を済ませるのも良い方法ですね。
宿題を学校や学童で終わらせると、帰宅してから他の勉強に取り組めるので、習い事との両立に役立つはずですよ。
両立させる方法⑥:翌朝にやる
朝に早起きできる習慣があるお子様ならば、朝に宿題や勉強をしてしまうのも1つの手段。
朝に勉強をして、帰宅後は習い事というパターンです。
しかし、早寝が早起きが習慣化しているお子様の場合に限る手段かもしれません。
親の方が、早起きできなかったり共働きだとすると、難易度のかなり高めになってしまう勉強と習い事の両立方法となりますね。
習い事と勉強を両立させる方法:親がやれること

子供が習い事と勉強を両立させるためには、親のサポートは必須です。
親御さんはどんなことをしてあげると良いのか、見ていきましょう。
両立させる方法⑩:両立スケジュールを立てる
勉強と習い事を両立させるために、親と子供が一緒で両立スケジュールを立てることがオススメです。
子供に「宿題・勉強やりなさい」と怒鳴っても効果はありません。
小学生くらいの場合「何から勉強すればよいのか分からないこと」だってありますよね。
子供からしたら頭の中には「習い事のことでいっぱい」になってし勉強が捗らないこどもあるはすです。
「習い事に行く前に〇ページから〇ページまでやろうね」と具体的に勉強のペースを組み立て、習い事と両立させていきましょう。
両立させる方法⑪:軽食を用意する
習い事が終わったあとに勉強をするならば、軽食を用意するのも1つの両立手段です。
お腹がすいた状態では、勉強に集中できないのは子供もいることでしょう。
眠くなるほどお腹が一杯にならない程度の軽食にすることがポイントです。
習い事が終わってサンドイッチ、野菜スティックなど簡単に口に入れられる軽食で空腹を満たしてあげると落ち着いて勉強できますよ。
両立させる方法⑫:勉強は夕飯前に済ませる
可能であれば習い事と勉強は夕飯前に終わらせる良いですよね。
帰宅→習い事&勉強→夕食がオススメです。
なぜならば、夕飯後はお腹が満たされて、眠くなってしまい「勉強どころではない」という子供もいることでしょう。
習い事と勉強を両立させるには、夕飯を食べる前に終わらせたい…ですが楽しみなテレビがあるとツライとことですよね。
なので、なおさら、夕食前に習い事と勉強を終わらせておくことが両立できるポイントの1つ。
腹八分目に抑えるのが理想ですが、育ち盛りの子供はもりもり食べるので、説明しても難しい場合があります。
両立させる方法⑬:習い事を子供を休ませる
習い事と勉強を両立させるためにも、子供を休ませてあげることも必要です。
あまりにも疲れている様子の時は、習い事を控え、勉強に時間を使うなどバランスを取ってあげましょう。
習い事で疲れていると授業中に居眠りしていないか、学校での勉強態度も心配になりますよね。
子供の疲れがたまっているときは、習い事を休ませるという手段も勉強と両立させる方法の1つですね。
まとめ
今回は勉強と習い事の両立させる方法をお伝えしました。
習い事も大切ですが、学校の勉強や宿題もおろそかにすることはできませんよね。
両立させるためには、本人のやる気や親のサポートがあれば子供の負担も軽くなるはずですね。
「子供がやれること」「親がやれること」のバランスを取りつつ、習い事と勉強の両立をはかって行きましょうね。