熊本県出身の力士として初優勝を飾った正代関の四股名は本名です。
正代関が優勝したことで「四股名が本名だったんだ!」と知った方も多いかと思います。
そこで気になるのが「四股名が本名のまま活躍している力士は誰?」ということですよね。
今回は、四股名が本名のままの力士は誰?過去にもいたの?という情報をまとめてみました。
四股名が本名のままの力士は誰?
現役の幕内番付で四股名が本名の力士は4名います。(2020年9月時点)
・正代
・遠藤
・石浦
・高安
本名のままでご活躍している幕内番付の力士を掘り下げていきましょう。
四股名が本名の幕内力士:正代
四股名が本名のままである現役幕内力士の1人目は熊本県出身の力士として初優勝を飾った正代関です。
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・本名:正代 直也
・四股名:正代
・身長:184.0cm
・体重:170.0kg
正代という本名を四股名にした理由は「各界入りの時、自分で家族愛を込めて決めた」そうですよ。
ちなみに、正代関の祖母の名前は「正代正代」といい、相撲界では話題となるお名前の1つです。
四股名が本名の幕内力士:遠藤
四股名が本名のままな現役幕内力士の2人目はよく耳にすることの多い苗字の遠藤関です。
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・本名:遠藤 聖大
・四股名履歴:遠藤
・身長:184.0cm
・体重:148.0kg
本来は、十両の昇進時に本名の遠藤から四股名を付ける予定でした。
思いもかけず十両昇進をしてしまい、四股名を準備していなかったことでとりあえず本名の四股名である遠藤を継続。
しかし、十両昇進からの活躍で遠藤ブームに火が付き、本名から四股名へ変えるタイミングを失ってしまったそうですよ。
四股名が本名の幕内力士:石浦
四股名が本名のままの現役幕内力士の3人目は石浦関です。
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・本名:石浦 将勝
・四股名履歴:石浦
・身長:174.0cm
・体重:110.0kg
2013年1月場所に、四股名を本名と同じ「石浦」として初土俵を踏んで依頼、四股名は本名の石浦関。
ちなみに、石浦関は一目惚れで保育士の女性とご結婚をされています。
四股名が本名の幕内力士:高安
四股名が本名のままである現役幕内力士の4人目は高安関です。
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・本名:高安 晃
・四股名履歴:高安
・身長:187.0cm
・体重:175.0kg
現在、高安は前頭となっていますが、大関昇進時も四股名を変えず「高安」のままでした。
『一族が高安のしこ名で相撲を取ってくれたらありがたいと言っています』
『「高安」姓をみんなに知ってもらいたい』
という高安関の父親が本名にこだわりを持っていることから四股名は本名のままの高安とされていると言われています。
ちなみに、高安関の出身は茨城ですが、3代前の祖先は大阪府八尾市に住んでいました。
八尾市には高安地区があり、高安という姓の方も多く「ルーツは八尾にある」と高安関は父親から聞かされているそうです。
四股名が本名のままの横綱もいた?
四股名が本名のままだった横綱は輪島関です。
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輪島関は、1948年生まれ石川県七尾市出身の第54代横綱です。
輪島の場合は、横綱になって本名のみの輪島に四股名をした珍しいパターンです。
・輪島 博(1970年1月場所~1972年9月場所)
・輪島 大士(1972年11月~1981年1月場所)
輪島関は子供の頃から自分の名前のサインを練習していたそうです。
このことから、輪島関は本名に愛着を持っていて四股名を付けたくなかったとする一説もあります。
八角理事長も四股名が本名だった?
八角理事長も現役時代は四股名が本名の時期がありました。
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八角理事長の現役時代の本名の四股名は保志(ほし)です。
初土俵から本名の「保志」で相撲を取り続けていましたが、大関昇進時に北勝海と四股名を変えました。
これからも、四股名が本名の力士が出てくるのが楽しみですね!